この記事にたどり着いたあなたはパチンコ・パチスロを本気で辞めたいと思っている方でしょうか?それともパチンカスの特徴や生態について興味本位で知りたいと思ってたどり着いた一般の方でしょうか?
前者であれば絶対にパチンコ依存症から抜け出さなければなりません。私はあなたを全力で応援しますので、是非この記事を最後まで熟読していただき、ご自身がパチンカスであることを理解したうえで危機感を持ってください。
後者であればパチンカスを大いに見下し、馬鹿にしてやってください。本気で更生しようとしているパチンコ依存症患者にはそれが絶対に必要なのです。
- パチンカスの特徴・生態
- パチンカスの見た目とヤバイ行動
- パチンカスの末路
本記事ではパチンコ依存症の方が、いかに自身がパチンカスであるかを理解してもらうため、今回はこのリストの赤文字であるパチンカスの特徴、生態について解説していきます。
パチンカスを自覚している方は、パチンカスの見た目とヤバイ行動、パチンカスの末路も併せてご覧いただき、いかに自分がヤバい状況であるかを根本から理解し、本気で危機感を抱きましょう。
筆者もかつてはパチンコ・パチスロ歴19年で負債額は余裕で1000万円を超えるウルトラヘビー級のパチンカスでしたが、あらゆる試行のもとパチンコ依存症を克服して周りに恥じない生活、貯金を手にすることができました。
本気でパチンコをやめたいと思っている方はぜひ参考にしてください。
はじめに(おことわり)
当サイトは主に20代~30代無職・フリーターのパチンコ依存症に苦しむ方を救うべく情報を発信しています。
本気でパチンコ・パチスロをやめたいと思って当サイトに訪れてくださった方には恐縮ですが、徹底的にパチンカス(重度パチンコ依存症患者)のことを見下します。ご不快に思うこともあると思いますが、その感情はあなたに今必要なことなのであらかじめご了承ください。
パチンカス(パチカス)とは?
パチンカスとは、パチンコ・パチスロを含めたパチンコ依存症に陥った人に対する蔑称です。
ここではまずパチンカスの由来や定義について解説します。
名前の由来
名前の由来は「パチンコ」と「カス」を組み合わせたスラングです。あまり日常生活では聞きませんが、主にSNSや匿名掲示板といったインターネット上でパチンコ依存症の人に対して揶揄する際や、自虐する際に頻繁に使われています。また、パチンコ屋あるいは送金先として韓国・北朝鮮の「養分」と呼ばれることもあります。この手の話題においての「パチンカス」と「養分」はバカにされている点でほぼ同義と言って差し支えないでしょう。
パチンカスの定義と依存症
パチンカスの定義は諸説ありますが、簡単に言えばパチンコ依存症に陥った人のことを指します。いわゆるギャンブル依存症というやつですが、その中でも特にパチンコ・パチスロに特化している依存症に細分化されます。ちなみにギャンブル依存症はWHOに「病的賭博」というれっきとした病気と認められているため、パチンコ依存症も漏れなく病気です。
つまり、パチンコ屋に足繁く通うパチンカスは病人ということになります。
- 学校・仕事に行かずほぼ毎日のようにパチンコ屋に行く
- 負けているくせに勝てるとうそぶく
- 負けた(負けている)時に店内や帰路で罵詈雑言を叫び散らす
- 自分の期待している展開にならないと台を殴る(台パン)
- 子供を駐車場の車中に残してパチンコに行く
- パチンコやめる宣言をした1週間以内にパチ屋にいる
- 家族や友人からお金を借りる・無心する
- 多重債務による借金で自己破産する
- 窃盗や強盗に手を染める
これらの特徴例はほんの一部に過ぎず、正直パチンカスの特徴・行動例を挙げるとキリがありません。(後述参照)
モラルが欠如した行動だけならまだしも(それでもダメ…)、パチンコのために犯罪に手を染めるパチンカスも存在し、「遊ぶ金が欲しかった」と度々ニュースに取り沙汰されています。もはや子供の車中放置の死亡事故は悪い意味で夏の風物詩といっても過言ではありません。
また、ギャンブル自体あまり世間ではよく思われていないことに加え、このような悪目立ちが多いせいで基本的にパチンコ業界自体のイメージが悪く、パチンコをやらない人からすればパチンコを打つ人も、経営する人も、従業員もパチンコに関わる人みんなまとめてパチンカスと認識している人もいます。
確かに遊びの範疇を逸脱したパチンコ依存症患者からお金を吸い上げて成り立っているビジネスモデルというのが実態ですし、パチンコホールもパチンコ依存症患者に対して啓発ポスターを貼るぐらいのほぼ無意味な活動しかしていない(それぐらいしかできない)ことから、そのように思われるのは当然と言えば当然でしょうね。
パチンカスのあるあるな特徴・生態について
次にパチンカスの特徴や生態についてですが、それぞれの見出しで1記事作れるぐらいのボリュームがあるので、ここではカテゴライズしてざっくりと簡単に解説していきます。
パチンコ依存症に陥ったパチンカスが、社会からコケにされ、忌み嫌われている存在であることがきっとご理解いただけると思います。
パチンカスのマインド(考え方)
パチンカスのマインドでは、どのような思考・信条のもとパチンカスがパチンコ屋に足繁く通い、お金に対して利己的であるのかを解説します。
パチンコ屋はお金を稼ぐ場所
哀れなことに、パチンカスはパチンコ屋のことをお金を稼ぐ場所と勘違いしています。
遊び感覚ではなく、お金を増やすためにパチンコ屋に行きます。
パチンコ屋は遊戯場です。本質的にはゲームセンターのメダルゲームと変わりありません。あくまでも遊ぶ場所です。
遊戯場というアミューズメント施設を経営する以上、胴元であるパチンコ屋側は儲けを出さなきゃいけません。つまり、絶対に客側が負ける仕組みにせざるを得ません。
それにもかかわらず何を勘違いしているのか、パチンコ屋を遊びではなくお金を稼げる場所と錯覚しています。大抵のパチンカスは自分なら立ち回りでカバーできると自信満々ですが、大体ボロ負けしています。
不労所得への憧れ
誰だって仕事に行きたくない、働きたくないと思うことだってあると思いますが、その気持ちが何十倍何百倍も強いのがパチンカスです。自分が働かずに済む方法や遊んで暮らせる方法を模索していますが、行き着く先はやはり不労所得という思考です。ちなみにパチンコも不労所得の考えの一環です。
その割には不労所得を獲得するための努力は一切しておらず、構想があったとしても事業計画が破綻しているか夢を見すぎている内容であることがほとんどです。また、それをほんのちょっとかじっただけで仕事をしている気になっている脳内お花畑な与太郎もいます。
「俺はやればできる」と言い続けてはや十数年。結局一度も腰が上がらず現状維持し続けて周囲と差がつく一方の「無能」だらけです。
パチンコ屋に行く行動力があるなら、スマホいじりながら店番しているだけでお金がもらえるような仕事を探せば良いだけなんですけどね。
パチンコに夢を持ちすぎている・食えると信じている
未だにパチンコ・パチスロに夢を持っているパチンカスが多いです。
全国のパチンコホールがバタバタと休業・閉店に追い込まれている理由をちょっと考えればわかるはずなのですが、釘も渋く設定も入らない台だらけの中、何を思って打ち続けるのか理解に苦しみます。自分なら勝てるとでも思ってるんでしょうけどね。
確かにここ最近パチンコでは爆発力のある台が増えてきましたが、その爆発力を味わいたいがためにジャブジャブと投資を続けるパチンカスが後を絶ちません。
極端なグラフではありますが、上図のように超大負けする展開も可能性としてあります。1回の当たりを引くのに4万円近くかかっており、もし朝一から打ち抜いた場合は12万円の負けですね。
規制が入るのも時間の問題でしょう。
根拠のない勝ちへの自信
- 最近負けが続いているから次こそは勝てる
- 最近勝ちが続いているから波に乗って勝てる
- あの台は最近出ていないから今日は出る
- イベント日で設定が入るから俺ならその台に座れる
- 新装開店の新台に座れれば絶対勝てる
- 出るかもしれないからこの後に予定を入れるのはやめよう
出るわ出るわ、根拠のない勝ちへの自信たち。どれもこれもオカルトでしかありません。
うまくハマってくれることもあるかもしれませんが、その大半の夢・希望は爆散という形となって儚く消えます。
予定はパチンコ基準
冠婚葬祭などのやむを得ない事情以外では、パチンコが最上位の予定に位置します。
このため、友人との遊ぶ予定や恋人とのデートは、イベント日(旧イベ・晒し屋情報含む)を避けたがります。
予定があるのにパチンコ屋に行ってしまい連チャンが止まらないといった場合は、遅れたりドタキャンしたりと身勝手極まりない行動に出ます。
パチンコ以外ではお金をケチる
今持っているお金はすべて軍資金という考え方を常にもっています。
一時的に勝っている時は太っ腹になりがちですが、基本的に飲み会やお金がかかるイベントごとといった誘いには難色を示しあまり来たがりません。
また、普段の食事などもお金のかからない質素なものに抑える傾向があります。
そのくせパチンコ屋やゲーセン等の自分の趣味には金をじゃぶじゃぶ使います。ようするに、自分のお金は自分が気持ちよくなる使い方しかしたくないのです。他にお金を回す余裕など当人にはありません。
もちろん、パチンコで負けすぎて本当にお金がなくて給料日までケチっているという人もいます。
使ってはいけないお金に手を出す
パチンコで手持ちの所持金が尽きた時に、本人が「使ってはいけないお金」と認識しているお金に手を付けてしまい、負債を取り戻すべくパチンコ屋に出撃してしまいます。当人は若干の罪悪感を感じますが、一度手を付けたら再び繰り返すのが特徴です。
大抵はそのお金もパチンコ屋に巻き上げられて身動きがとれず自業自得になります。
友達・周囲がパチンコしているからと安心してしまう
人間は比較したがる生き物です。いかにパチンカスといえども、今の自分について他人と比較してマズイと思っている人はそれなりに多いです。(この考えができる人は更生の余地があります)
しかし、職場や友人でパチンコをやる人を見つけてしまうと、「なんだ、多分この人も自分と同じで貯金とか全然ないんだろうな、給料全ツッパしよ」と同志を見つけた気になって今の自分の環境に安心し、パチンコ屋に通ってしまうのです。
ちなみに、その同志が「パチンコを適度に遊んでいてきちんと貯金している」という可能性についてみじんも考えないのがパチンカスです。後々その同志から「貯金400万しかないんだよね」と言われてはじめて、貯金ゼロのパチンカスは本気で絶望します。現実を見ようとしなかったツケがここで回ってくるのです。
ここで危機感を持ち、絶望できるなら良い兆候です。パチンコ依存症を克服する一筋の光が見えていると言ってよいでしょう。
ガチでダメなパチンカスは「フーン、ま、所詮他人は他人で俺は俺だし」「俺が本気で仕事すれば500万くらい余裕だし」で済ませるので本当にクズです。
自分をパチンカスだと思っていない
自分がパチンコ依存症だということに気づいていないか、その事実を認めたくないのがパチンカスです。
また、友達との会話で面白半分にパチンコ屋に出入りしている第三者や、自分のことをパチンカスと揶揄することがありますが、自分への自虐ネタに対しては「まぁ、俺はパチンコ依存症じゃないからそれほどでもないけど」と心の中で思っています。パチンコをやらない人から見れば、「十分お前もパチンカスだろ」と認識されていますが、本人はそれに気づいていませんし、なんなら取り繕って自分はパチンカスじゃないアピールをすることもあります。
将来を不安に感じていない
- まだ貯金なんかしなくても平気と思っている
- 目先の欲しいものはあるがお金の使い道が定まっていない
- 未来の自分が頑張って稼いでくれている
- 定年まであと30年ぐらいあるし何とかなると思っている
とまぁ、このように自分の将来について全く考えていないのがパチンカスです。未来の自分に期待しているようですが、こんな思考の連中が定年までに老後必要とされる2000万円以上の貯蓄を作れるわけがありません。
30代で無職ともなるといよいよもって本格的にヤバさが加速しますし、それまでにスキルの獲得や仕事での実績を作ることができなければ就職が困難になります。
パチンカスの性格面
次はパチンカスの性格面について解説していきます。
マインドと性格では似通った内容もあると思いますが、ご容赦ください。
良くも悪くもプラス思考
マインドでも触れましたが、パチンコにおいては「自分なら勝てる!」「天井から一撃まくれば良い!」と良い方向ばかり考えてジャブジャブ投資してしまう、プラス思考な持ち主が多いです。
能天気と言えますが思った通りの展開にならず負けが込んでくると、今度は真逆に神経質な立ち回りに変化して少しでも負けを取り戻そうとします。そこで負けが一部戻ってくると「まぁ少しは出たから良いか」と、試合には負けたけど勝負には勝った気でいます。負けてるのに。
もちろん翌日またパチンコ屋にいきます。
気取っている
ギャンブルに身をやつして生活が破綻気味なくせに「パチンコしてますがなにか?」といったように、特に悪びれる素振りもなく、すました態度をとるのが特徴です。
大抵は自分がパチンコにのめりこんで貯金もほぼないけど、「俺は君たちと生活水準はそんなに変わらないよ」とアピールするために取り繕っています。このタイプのパチンカスはプライドが高いですね。
妙に自分に自信がある
「俺は勝てる」「別に金がなくなっても俺なら仕事で稼げる」と、妙に自分に自信満々なところが特徴です。大抵はトータルでボロ負けしています。
これまで勉強・スポーツ等、何をやらせてもそれなりに器用にこなし、自信がある特技や分野を一つ以上持っている、夢見がちなプライド持ちに多い傾向にあります。
ようするに正面から挫折を経験したことがほとんどない人や、目の前の困難から逃げ続けている人、あるいはそれらを認めたくない人です。
スキルもそれなりで稼ぎのある仕事をしている方なら別ですが、アルバイト・ニートの分際でもそのような大口を叩くので、たいしたものだなぁと思います。
自信たっぷりなパチンカスは上図のように「俺なら上振れの部分だけ引き当てられる」と思いながら台に座ります。毎回。
自制がきかない(我慢が出来ない)
基本的にパチンカスは自分のやりたいようにやる、とっつぁん坊やです。
金を借りてでも飴が舐めたきゃ飴をなめ、酒を飲みたきゃ酒を飲みます。
パチンコにおいても同じで、「所持金が生活ギリギリなのにパチンコ屋に出向く」「負けが込んでやめときゃいいのに「次は出る理論」で更に追加投資する」といったように、後先のことは全く考えず自制することができません。
嘘や言い訳が得意
パチンカスの十八番です。パチンコのためなら嘘もためらいません。
「パチンコに(そんなに)行ってないと嘘をつく」「それっぽい理由を考えてパチンコ屋に出向く」のが本当にうまいです。
このため、家族からお金を借りる際に「パチンコで負けたからお金貸して」ではなく、「○○をするためにお金が必要だから貸してくれない?次の給料日には返せるから」と、もっともらしい理由をつけてきます。
万事なんとかなるという甘えがある
「人生なんとかなる」
それはそうかもしれませんが、ひたすらその言葉に甘えているだけで精神的にまったく自立できていません。
困ったら誰かが助けてくれるという精神的余裕がないとそんな言葉は出てきませんので、家族環境といったバックボーンが本人をダメにしている可能性があります。
他人の負けがうれしい!シャーデンフロイデの塊
シャーデンフロイデと言いますが、パチンカスは他人の不幸や失敗を喜び、同時に安心感を得ようとします。
隣の台がアツいリーチを外した時、「ざまぁみろwww」とスカッとして胸をなでおろした気分になります。そのくせ、自分が勝っているときは「まぁそのリーチなら当たってもいいんじゃない?おーやるじゃん」ぐらいに思うようになります。
逆に隣の台が自分より早く当たってしまうと「○ね!カス!連チャンすんな!」など口汚く心の中で罵ります。
パチンカスの生活面
ここからはパチンカスの生活面について解説していきます。
全てが全てのパチンカスに当てはまるわけではありませんが、自堕落っぷりをご照覧ください。
実家暮らしが多い
いい年こいて実家暮らしで自立していないパチンカスが多いです。
光熱費、食費といった生活費を数万円家に入れればいいだけで、残りは全部パチンコにあてることができます。
特に無職・フリーターのパチンカスである場合、高確率で実家暮らしです。お金を家に入れず、バイトで手に入ったお金はすべてパチンコを含めた遊びに溶けます。
怠惰な生活
大抵、無職のパチンカスは大学生のように夜型生活で昼近くまで寝ているか、パチンコ屋の開店に合わせて起床します。
日中はとりあえずパチンコ屋に行ってハイエナ台がないか数店舗をうろつき、最悪何も打つ台がなければ5円スロットや1パチに逃げることもあれば、ゲームセンターやネットカフェでダラダラ過ごすか、素直に帰宅します。
ここぞというイベントなどでパチンコ屋に並ぶ時だけ早起きできる行動力を持っています。
貯金がない・慢性的にお金がない
基本的に生活費を除き、自分のお金はすべてパチンコに消えます。このため銀行口座は給料日までにほとんど底をつき、貯金はゼロに等しいです。
実家暮らしの場合は生活費にすら手を付けてしまい、「来月まで待って」と家族に嘆願します。
金銭感覚がぶっ壊れている
パチンコ屋では1万円札をまるで自販機に100円玉を入れるかのようにコインサンドに投入します。この感覚がパチンカスにしみついているため、1万円のありがたみや、いかに1万円が大金であるかの感覚を失っています。
また、パチンコに限った話ではありません。
上記[パチンコ以外ではお金をケチる]でお金をケチると書きましたが、自分が気持ちよくなるためや、プライドを守ろうとする行為に対しては、惜しみなくお金を出してしまいます。
筆者からの一言 まとめ
いかがでしょうか?正直突き詰めれば上記以外でも特徴や生態はいくらでも出てくると思いますが、今回はこれぐらいに留めておきます。パチンカスを総括すると、「金がない、自制出来ない、楽観的、甘えがすごい」といった感じでしょうか。
とにかくパチンカスは自分のことしか考えておらず、将来のことを全く考えていません。もしご自身がこの記事をお読みになって心当たりがあるなと思い、本気でやめたいと思うなら、当サイトでまとめているパチンコのやめ方やその他関連情報を参考にしてみてください。
パチンコをやめたい気持ちがあるなら絶対にパチンコ依存症を克服できます。一緒に更生していきましょう。